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こんにちは、
笑顔人生へのナビゲーター あさのぶ。です^^♪
前回の記事【HSPのためのロンドンでの移動手段】に続く第2弾です
今回はロンドンからパリに移動したので、2018年5月時点でのパリでの移動手段についてまとめておきますね
今回はパリを中心に書きます
目次
インターネットという文明の利器があるので、わからないことは何でも調べることができる便利な時代になりました
海外でもインターネットを使えるようにしておくと、何かと便利です
自分のスマートフォンでそのまま海外ローミングして、データ通信してしまうのでも良いですが、費用が気になる方は出発時の空港でWIFIルーターを借りるとよいです
事前に予約申し込みが必要ですよ!
パリ市内で観光するのであれば、メトロ(地下鉄)、RER(国鉄)、トラムといった電車、またはバスを使うとだいたいのところへは行けると思います
そして目的地の目の前まで行きたいのであれば、タクシーという手もあります
そしてタクシーに代わる移動手段として、最近注目を浴びているUber(ウーバー)というシステムがあります
後の章で、タクシーとUberについては考察をしますが、どちらを利用するかは個々人でご判断くださいね
パリ市内は電車が発達しているので、地点間の移動には便利です
旧態依然としているのかと想像していましたが、ホームには落下防止のホームドアが設置された路線も出てきていました
でも、ロンドンの地下鉄と比べると、ちょっと緊張感は高かったです
※ ドアはレバーを上げて開けるタイプのものもある
また、無賃乗車をする若者が多いこと
メトロの改札入場は、切符を通して、バーを押して入るタイプか、自動ドアが開くタイプがあります
バーを押して入るタイプは、そのバーを飛び越えると入場できてしまうので、結構堂々と飛び越えて入っていく若者を見かけました
改札を出るときは、特に切符は必要がなく、人が近づくと自動ドアが開くようになっているので、そのまま出場していきます
なので、一旦入ってしまえば、無賃乗車ができてしまうわけです
さらには、僕が改札を出場しようと自動ドアを出ようとすると、外から入ってこようとするツワモノもいて、びっくりしました
本当に入ってしまったのですが…
※ これが改札出口の自動ドアです
物乞いの方も時々乗っていらっしゃいます
目が合うと近づいてくるので、目を合わせないことが一番です
あと、割と困ったのは、メトロの駅がどこにあるのかなかなか見つけられなかったことです
日本の地下鉄のように地上から入っていく入り口があちこちにない場合が多く、地図や誘導もなく、さらに入り口には○○駅などの表示がなく、ひっそりと”METRO”と表示されているだけのこともあるので、なかなか気づくことができなかったのです
路上で地図を広げることはあまりお勧めしませんが、地図を見る場面はありました
あとは、GPSをオンにしてスマホのナビ機能を使うなどしてください
さて、あとは切符について触れておきますね
①単独の切符
1枚 €1.9
メトロ全線、バス、トラム、Zone1内のRERで使えます
※ ①~④はこのタイプの小さい切符です
②カルネ(Carnet)
10枚セット €14.9
単独の切符を10枚一括購入するイメージです
単独購入するより2枚分くらいお得になります
③モビリス(Mobilis)
Zone1,2内 €7.5
一日乗車券です
メトロ全線、バス、トラム、指定Zone内のRERで使えます
利用Zoneを広げていくと値段は上がっていきます
④チケットジュンヌ(Ticket Jeune)
Zone1-3内 €4.1
25歳までの一日乗車券です
ただし、使えるのは土日祝日のみです
メトロ全線、バス、トラム、指定Zone内のRERで使えます
利用Zoneによって値段が異なります
⑤ナヴィゴ(Navigo)
週間パス €21.25
スイカのようなカードで、購入期間の乗り放題パスです
ただし、週間パスの場合は、月曜から日曜までが利用サイクルとなっているのと、購入タイミングに制約があるようなので、利用対象から外していました
長期滞在の方にはお得なカードだと思います
パリ市内もロンドンと同様にバスを乗りこなせるようになると便利です
どこから何番のバスに乗ればよいのか?
バス停に行けば、路線図や近くのバス停の地図があるのですが、行かないとわからないところが難点です
そこで、スマホの登場ですね!
Google mapを開き、現在位置と行先を入れて経路検索してください
GPSはオンにしておいた方がベターです
地下鉄、バス含めて、一番良い経路を提示してくれます
バスのルート何番に乗ればよいか、何分くらいでバスが来るかなど教えてくれます
バス停もどこにあるか、マップ上に出てくるので迷うこともないでしょう
地下鉄は出入口とプラットフォームまでかなり歩くこともあり、地上にあるバス停だと、降りたらもうお店みたいな気軽さが利点です
それと、地上を走るので、パリの景色を楽しむこともできますね
ドアツードアで移動するには便利なタクシーです
パリ市内で乗る分には、基本メーター走行のはずなのですが、初っ端にぼったくられたので、タクシーは敬遠してしまいました
ここでは体験談だけ書き留めておきますね
1回目は、ロンドンからユーロスターでParis Nord駅に着き、そこからホテルに向かうときに乗りました
スーツケースもあり、あまりウロチョロしたくなかったので、即タクシー乗り場からタクシーに乗ったのです
てっきりメーター走行だと思っていたら、タクシーを降りるときに€42だというではないですか?
体感的にもいくらも距離を走っていないので、「高すぎる」と言ったら、「荷物もいっぱいあるし、なんたらかんたら」と言われ、引きません
疲れていたこともあり、仕方がないので支払いをしました
カードで支払おうとしたら、現金のみだということで、それもちょっと驚きました
あとで、Paris Nord駅からホテルまでの距離を確認したら、2kmくらいの距離でした
せいぜい€10前後で移動できる距離でした
完全にぼったくりです
パリに着いて早々、ロンドンと同じ感覚で乗ってしまい、ちょっとボケっとしていましたね
乗る際にはメーター走行か、定額ならいくらなのか先に確認をした方が良いと思います
2回目は、帰国のためにホテルからシャルルドゴール空港に行くときに乗りました
オペラ座の近くから空港まで直通のロワシーバスもありましたが、そこまで荷物を押していくのも大変なので、次に紹介するUber(ウーバー)を頼もうかと思っていました
ホテルのフロントの人が「明日の移動はどうしますか?」と聞いてきたので、「Uberにしようかと思っているんだけど?」と答えると、「タクシーなら€55の定額で頼めるからUberよりも安いと思うよ。ちゃんと明日僕がドライバにも確認するから」と提案してくれたので、一抹の不安はあるもののタクシーを選択することにしたのです
確かにUberで、確実に荷物が積み込めるバンタイプを頼むと€70、荷物が積み込めるか確認しないと不安なuberXだと€45と見積りされていたので、定額とわかっているならタクシーでも安心かなと思ったのです
翌日、タクシーが迎えに来て、荷物を積んでくれました
ホテルのフロントの人が、ドライバに€55定額だよねと念を押してくれましたが、ドライバは€62だと言い始めました
そのあとは、フランス語で押し問答しているので、何を言っているのかわからなかったのですが、最後にフロントの人が「大丈夫、€55定額だから」と言って送り出してくれました
ドライバは納得した顔をしてなかったように見えたので、あんまり信用していませんでした
しかも、空港までの道のり中、ドライバはとっかえひっかえ誰かと電話し続けているし、どう見ても進入禁止でしょという道に入って、混みあっている車を抜いていくわ、本当に空港に連れて行ってくれるのかしら?と心配でした
そして、乗っている間にもう一つ心配事に気づきました
カードで支払えるんだろうか?ということです
現金はもともとあまり持っていなかったし、手元には残り€20くらいしか持っていなかったのです
カードが使えなかったら、ATMに下ろしに行かないとだけど、空港で近くにあるだろうか?と考えていました
幸い、電話し続けていたドライバはちゃんと空港まで送り届けてくれました
そして、果たして現金のみだということがわかりました
「ATMどこにあるかわかる?」「わからない」「教えてやるよ」
「タクシーは皆カード使えないの?」「多くは使えないね」「ふーん」
というやり取りをしながら、一緒にATMまで行き、€60を下ろしてきました
「で、55だよね」「いや、62だ」(ほらやっぱり納得してない)
「でも55だって言ってたでしょ?」「いや」
「わかった、じゃあ、60でいいよね」「OK」
まあ、無事に空港に着けたから、チップ分みたいなもんですね
ということで、今回2回乗ったタクシーで、不信感の方を感じてしまったので、あまり参考にならないかもしれないですね
日本では白タクと呼ばれているのに近いですが、正規のタクシードライバではないのですが、スマホのアプリから配車依頼すると近くにいるUber登録の車が来てくれるシステムです
事前にスマホにUberのアプリをダウンロードして、アカウントを作っておく必要があります
アカウントには支払い用のカード登録も必要です
ドライバとは支払いのやり取りはしません
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実際に、配車を希望するときには、スマホのGPSはオンにしてUberアプリを立ち上げます
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アプリから行き先を指定すると、現在位置からの距離で料金がほぼ確定し、表示されます
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車の大きさでuberXとかuberXLとかに分かれますが、通常はuberXを選べばよいです
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それでよければ、配車リクエストをします
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リクエストを受け付けたドライバ・車種・ナンバープレートの情報が表示されます
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ドライバのこれまでの評価が5点満点のいくつと表示されるので、嫌であれば断ることもできます
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スマホの地図にドライバがどこにいるのか時々刻々表示されるので、近づいてくる様子がわかります
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ドライバが来て、乗り込んだら、行先を告げなくても連れていってくれます
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スマホの画面には目的地までのルートが表示されているので、ほぼその通りに連れていってくれるので安心です
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目的地に着いたら、「ありがとう」と言って降りるだけです
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ドライバへ支払う必要はありません
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降車後に、登録してあるメールアドレスに請求金額とチップを上乗せするか、ドライバの評価はをしてくださいと連絡が来ます
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チップを上乗せした場合には、もう一回請求金額のメールが来ます
ドライバはこの評価が受注に影響するので、牽制が効くようになっているのです
同様に、自分もドライバから評価されますので、行儀よく乗ることも大切です
今回は何回かUberを利用しました
VWパサート、プリウス、Skodaオクタビア、ベンツCクラス、CitroenC5など、いろいろな車に乗れることも楽しみの一つになりました
あくまでも今回の旅行で感じた僕の私見ですが、パリにおいてはタクシーかUberかを考察してみました
結論から言ってしまうと、今回はUberに軍配が上がりました
タクシーについては、今回不信感が募ることが多かったということです
金額が不透明・ドライバの態度が好ましくない・カード支払いできない、というあたりにデメリットというか、HSPの僕はとても不安を感じました
一方、Uberについては、目的地を指定すると大よその金額が事前にわかり、高評価のドライバも選べ、走行ルートもわかる、直接の支払いがなく楽、ということから、安心感がありました
やはり言葉が通じにくい人たちを相手に交渉したり、文句を言ったりするのは難しいこともあり、タクシーに乗ってしまうとある意味タクシードライバに主導権を握られてしまう格好になってしまいます
あまり嫌な思い出も残したくないので、言われた額を払ってしまいました
その点、Uberは交渉をスマホのアプリ上で済ませてしまうので、極端な話、一言も喋らなくても納得済みで目的地まで連れていってもらうことができます
お客とドライバが相互に評価し合うシステムが、どちらか一方に主導権がある状態から解放してくれているのです
パリ滞在中、1泊2日でモンサンミッシェルへ足を延ばしてきたので、その移動についても触れておきます
モンサンミッシェルへ行く日本人観光客は多いようなので、現地でのツアーも充実しているようです
バスで行って、バスで帰ってくるので楽ですが、片道6時間くらいかかるようです
滞在期間中に満潮時の水位が一番高い時に行きたかったので、ツアーではなく、自分たちで電車とバスを予約して行ってきました
モンサンミッシェルまでの行き方は、
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TGV:モンパルナス駅(Gare Montparnasse)→レンヌ駅(Rennes)
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バス:レンヌ駅(Rennes)→モンサンミッシェル(Mont-Saint-Michel)
と乗り継いで行きます
所要時間は、3時間~3時間半くらいです
モンパルナス駅からTGVに乗る時は、掲示板で何番のプラットフォームから出発するのか確認してくださいね
TGVは1等席・2等席とあり、指定席になっています
プラットフォームには、車両の最後尾の方から入場することになります
指定の車両番号まで歩いていくことになりますが、車両番号は必ずしも順番になっていないので、焦らないで進んでいってくださいね
該当の車両に入ったときも、指定席の番号はよくわからない並びをしているので、焦らずに順番に見ていきましょう
上記所要時間の場合、レンヌ駅でのバスへの乗り換え時間は15分~20分なので、迷わないようにしましょう
レンヌ駅のホームに降りたら、まずはMETROの方に向かいましょう(ホームから階段を降りていきます)
そのあとは、Gare Routiereと書かれた方に進んでいきます
現在は大規模な駅工事をしていますが、階段を降りていけば迷わず行けるはずです
僕はMETROの方に行くはずが、つい出口の方へ、つまりホームから上にあがってしまったのです
※ 間違えて上がってしまった
そして北口(Nord)の方に出て、階段を降りて、Gare Routiereの標識を見失ってしまいました
※ この標識のあと、見失ってしまった(汗)
ちょっと焦りましたが、階段を降りてから右へ進み、工事現場を回りこむように進むと、Gare Routiereがありました
Gare Routiereの場所は、線路北側のパリ寄りの方にあります
帰りは、METROの入り口から入っていくと、すぐにTGVのホームへ行けました
※ 帰りのバス@モンサンミッシェル
※ Gare Routiereの建物を出たところの風景(メトロの入り口があります)
※ trainsの指示に従っていく
※ 往きはこの逆を行ってください(写真がなく恐縮です)
TGV・バスの予約は、フランス国鉄(SNCF)のサイト https://en.oui.sncf/en/ からできます
eチケットになり、QRコードみたいなものがついてくるので、念のためTGVとバスは一括ではなく、別々に購入しました
別々に購入しても料金は変わりませんでした
お手製ですが、楽しい1泊旅行になりました
以上、お付き合いいただきありがとうございました
体験に基づくので、かなり限定された内容になりますが、参考になれば幸いです
HSPの方が、不安が軽減され、楽しく旅行できるといいなと願っています!