アラフィフの燃え尽き症候群:今こそ自己を癒し、新たな一歩を踏み出すとき | i*Lacii

アラフィフの燃え尽き症候群:今こそ自己を癒し、新たな一歩を踏み出すとき
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こんにちは、
笑顔人生へのナビゲーター あさのぶ。です^^♪
       

今回は、アラフィフが直面する「燃え尽き症候群」についてお話しします。このブログを通じて、燃え尽き症候群の兆候やその影響、そして自己を癒し、自己肯定感を高め、新たな一歩を踏み出す方法について紹介します。

アラフィフの燃え尽き症候群

まず、燃え尽き症候群とは何でしょうか?

バーンアウトと呼ばれることもありますが、これは、長期間にわたるストレスやプレッシャにより、心身が疲弊し、やる気やエネルギーが失われる状態を指します。

この年代には、仕事や家庭、社会的な責任が重くのしかかりやすいのです。

たとえば、あるクライアントの話です。彼女は40代のキャリアウーマンでしたが、仕事と家庭の両立に全力を尽くしていました。しかし、次第にエネルギーが枯渇し、何をしても喜びを感じられなくなりました。また、別のケースでは、50代の男性が定年を控えながらも、辛い人間関係や責任だけが押しつけられる仕事に、プレッシャで押しつぶされるような感覚に陥っていました。

燃え尽き症候群の兆候と影響

燃え尽き症候群の兆候には、以下のようなものがあります。

  • 身体的症状:疲労感、不眠、頭痛、胃の不調
  • 感情的症状:イライラ、無気力、自己否定感、絶望感
  • 行動的症状:仕事の能率低下、人間関係の悪化、興味の喪失

たとえば、先の50代の男性は、毎朝起きるのが辛くなり、仕事への意欲を完全に失っていました。身体的にも常に疲れを感じるようになり、この職場から逃げ出すためにはどうしたらいいかということも考えていたといいます。

これらの兆候は、仕事や家庭でのパフォーマンスに影響を与え、自己認識や自尊心にも深刻な影響を及ぼします。特に自己否定感や無価値感は、他人との比較から生じることが多く、自分自身に対する信頼感を著しく損なっている状態です。

なぜアラフィフ世代は燃え尽きやすいのか?

この年代は、ライフステージの大きな変化を迎える時期でもあります。子育てが一段落し、キャリアのピークを迎える一方で、会社での責任だけは増し、住宅ローンや教育費など社会的・経済的プレッシャが強まります。そして、「自分はこんなもんじゃない」という想いと現実のギャップを感じれば感じるほど、燃え尽きを加速させてしまいます。

たとえば、先の40代の女性は、キャリアアップを目指したものの、実際には思ったような結果を出せず、家庭との両立が苦しく感じるようになりました。このギャップが彼女のストレスを増大させ、燃え尽き症候群の引き金となったわけです。

自己を癒す感情ワークとは?

さて、それでは燃え尽き症候群になってしまったら、または燃え尽きそうだなと兆候を感じたならば、どうしたらいいのでしょうか?

そこで紹介するのが、自己を癒すための「感情ワーク」です。感情ワークは、自分の感情を認識し、それを受け入れ、癒すためのプロセスです。これにより、自己肯定感が高まり、心の安定が得られます。

たとえば、深呼吸をしながら、自分の内面に意識を向けることから始めます。そして、感じている感情を言葉にしてみることで、自分の感情と対話します。また、過去の経験からくる感情を探り、その感情に対する新たな意味付けを行うことも有効です。

先の50代の男性に感情ワークベースとしたセラピーを提供したところ、自分が長年抱えてきた未解決の感情を発見しました。これを癒すことで、彼は再び仕事に向き合うことができるようになり、併せてライフシフトへ動き始めています。

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自己肯定感を向上させる方法

燃え尽き症候群の兆候が見られるときには、自己否定感や無価値感を感じていることが多く、裏を返せば自己肯定感が著しく下がっていると言い換えることができます。

昔も今も変わらず、この世の中は他人との比較で優劣を評価するのが常識になっていますので、この常識にハマりすぎてしまうとどうしても自己肯定感が低くなりがちなのです。

ですから、自己肯定感を高めると、他人との比較が気にならなくなり、ひいては良い意味で「仕事のことはどうでもいい」という気持ちに変化していきます。

自己肯定感を高めるためには、日常で取り入れられるいくつかの習慣があります。

  • 感動する:感動する景色や感動する映画などを観る
  • 感情ワーク:自分の感情と対話する
  • マインドフルネスや瞑想
  • 自分(他人)褒め:毎日、自分(他人)を褒める。重複なしで3つ書き出す

これらを取り入れ、習慣化することで、徐々に自己肯定感が高まります。

たとえば、先の40代の女性は、毎日の自分褒めリストを書き始めたところ、「毎日呼吸している自分は偉い」といったことまで褒められるようになり、自己肯定感の向上を実感されました。

ライフシフトを考える

燃え尽き症候群から回復した後は、新たなライフシフトを考える時期です。

燃え尽き症候群やその兆候は、あなたにライフシフトの時期であることを教えてくれたという意味では、あなたにとって必要なステップだったのです。

ライフシフトとは、自分自身の価値観や目標に基づいて、新しい生き方を模索することです。

  • 自己探求:自分が本当にやりたいことを見つける
  • 目標設定:目標を設定する
  • 具体的なステップ:目標に向かって一歩ずつ進む

たとえば、別の40代女性は、自分の好きに気づくエスコートプログラムに参加し、燃え尽き症候群から回復し、自己肯定感の高まりとともに自分が本当にやりたいことが認められるようになり、新たな目標を設定し、その目標に向かって具体的な行動を開始しました。

まとめ:新たな一歩を踏み出すために

燃え尽き症候群は、誰もがなってしまう可能性があります。なってしまったとしたら、それはあなたにライフシフトのタイミングだと教えてくれているということです。

ですから、焦る必要はなく、まずは回復するために自己を癒し、自己肯定感を高めることが重要です。そして、新たなライフシフトを始める勇気を持ちましょう。これにより、より充実した豊かな人生へと歩むことができます。

自己を癒し、自己肯定感を高め、新たなライフシフトを考えるきっかけになれば幸いです。読んでいただき、ありがとうございました。



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