4回に渡って、
感覚派(体感覚人間)の僕が、
起業していく過程で起きた
大きな変化から得られた気づきを
お話しさせてもらっています。
3回目の今日は、
『根拠のない自信を体感する』
ということです。
昨日の続きです。
ヒースロー空港に到着すると、
ロンドンに向かうバスに乗り込みました。
窓際に座り、
空港から出ていく風景を眺めていると、
一気に「ああ、懐かしい。帰ってきた」
という感激の気持ちが湧き出てきたのです。
一時期、
イギリスの子会社の役員をしていて、
何度も足を運んだからでしょう。
この瞬間、
「せっかく旅行できたのだから、
家族で楽しまないとな!」
とスイッチがガッチャンと
切り替わったのです。
それからは、
あちこちを観光したり、
元同僚と会って食事したり、
毎日楽しく過ごせるようになりました。
でも、ちょっとしたトラブルも
いくつかあったんです。
その内のひとつ
『スーツケース問題』
をお話ししますね。
フランスでの滞在中、
パリを拠点に郊外への1泊旅行に
出かける計画をしていました。
1泊旅行のために、
パリのホテルは一度チェックアウトして、
翌日また同じホテルに戻ってきて
チェックインする計画でした。
1泊のために大きなスーツケースを
何個も持ち歩きたくなかったし、
電車やバスの乗り換えにも邪魔になるし、
パリのホテルで当然
預かってもらえるものと思っていました。
ところが、、、
念のためチェックインする時に、
預かってもらえることの確認をしたところ、
なんと
「ノー」という返事が返ってきたのです。
過去、預かってもらえた
というコメントがあるよとか、
持って歩く大変さを訴えてなんとかお願い
と片言の英語でアピールしましたが、
マネージャが
「うん」と言わないというんです。
マネージャを呼んでもらい聞くと、
セキュリティポリシーが変更になり、
預かれなくなったと説明がありました。
「近くにコインロッカーが
あるからそこに入れたら?」
と言われ、調べてみました。
でも、営業時間が9時から17時までで、
当日の移動時間とまったくマッチしません。
外からホテルへ帰ってくるたびに、
フロントに立ち寄り、
交渉を繰り返していました。
1泊旅行の前日、
チェックアウトのために
パッキングしていると、
もう0時を回ろうとしているころでした。
ドアをノックする音が
かすかに聞こえました。
ドアを開けると、ホテルスタッフの
ミッシェルが立っていました。
「僕がマネージャには内緒で預かる。
明日も僕はいるから帰ってきたら、
教えてくれ」
というではありませんか。
「ええ、神~!」ですよ。ホントに!
と同時に
「本当に彼に預けて大丈夫かな?
余計にトラブルにならないかな?」
という考えもよぎりました。
でも、こんな時間に、
こちらが何も言わないのに
来てくれたんだから、
彼を信じよう!と、
お願いすることにしたのです。
お陰で、1泊旅行も身軽に出かけて、
大いに楽しんで
くることができたのです。
この時は、
本当に感謝の気持ちしかなかったですね。
他にも細かいドタバタはありましたが、
めちゃくちゃ楽しい旅行になったんです。
旅行から帰ってくると、
体の感覚がいままでと何かが違う、
何かとても暖かいものを
感じていることに気づきました。
そこに向き合ってみると、
自分の中にあった無価値感が解けて、
自分にも出来るかも、という感覚、
「僕は守られている。
自分はこのままでいいんだ。」
という感覚があったんです。
すると
「あ、これが根拠のない自信なんだ」
とわかったのです。
いままで
「根拠のない自信を持てばいいんだよ」
と学び、思い込もうとしていましたが、
それは単に頭でわかったつもりになって
いただけだったとわかりました。
体で感じとっている、
腑に落ちるとはこのことだったのです。
僕は感覚派だったからこそ、
見たり聞いたりするだけでは理解できず、
体験しないと理解できなかったという
典型的な例かもしれません。
自分はできるかもという
『根拠のない自信を体感』することが
大切なのです。
これだけでブレーキになっている
ことが外れることも十分にあります。
☆…☆…☆…☆…☆
感覚派(体感覚優位)の僕が
起業が進むようになったお話しと、
その経験から得られた
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