怠けてしまうことも戦略だ | i*Lacii

怠けてしまうことも戦略だ
この記事はだいたい 3 分前後で読めます。
 
こんにちは、
笑顔人生へのナビゲーター あさのぶ。です^^♪
       
 
昔、会社でこんなことがありました。
 
プロジェクトを進めるうえでの案件がいくつかあったのです。
 
ただその内のある一つの案件については、進捗をチェックされることもなかったので、徐々にその重要性は低いのかなという感覚に、僕の中でなっていったのです。
 
気が弱いわりにめんどくさがりな僕は、途中からその案件は手を抜いてサボってしまい、かと言って今更「この案件は必要なんですか?」とも怖くて聞けなかったのです。
 
で、ある時のミーティングで、上司から「ところであの案件はどうなっている?」と来たわけです。
僕はしどろもどろになって小声で「できていません」と答えると、上司は皆の前で「バカヤロウ!」と怒鳴りつけました。
さんざん罵倒された後、その案件をもう一度具体的にどう進めるかが話し合われたのです。
 
 
その時の僕は、「ああ、また怠けてしまった。何でいつもちゃんとできないんだろう」と自分責めをして落ち込んでいたことを思い出します。
 
 
でもね、今考えると、自分なりに効率の良いやり方をしていたんじゃないかな、と思うわけです。
 
 
もちろん、事前に上司と重要性や優先度を確認してもっとスマートに進めることはできたのかもしれません。
 
でもその時の僕は、確認することも怖くてできなかった。
その代わり、「バカヤロウ!」と一時罵られることを我慢すれば、その案件の重要性がわかると同時に具体的な進め方が手に入るというメリットを知っていたのかもしれません。
 
もし事前にその案件の重要性や優先度を確認していたら、「当然、必要」となり、他の案件も抱えながら、四苦八苦していたかもしれません。
 
 
その時の僕は「ああ、俺はなんてダメなんだ」と自分責めをしていたのだけれども、そういうメリットがあることを過去経験してきて、不本意かもしれないけれど、それが一つの成功パターンになっていたのかもしれませんね。
 
 
これも戦略なんだと思ったら、自分責めの必要はなく、次の時にこの戦略をもう一度使うのか、別の戦略にしてみるのか、自分で選択できるようになりますね!
 

 

 



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